知らぬ間に麻薬運び屋
海外旅行中の日本人が空港などで違法薬物の密輸組織の関係者に
言葉巧みに荷物の運搬を頼まれ、知らないうちに“運び屋”に
仕立て上げられるケースが目立ち、東京税関成田支署が注意を呼び掛けている。
同支署によると、密輸組織の関係者が海外で観光案内を引き受けるなどして旅行客と親密になり、
中身を告げずに荷物の運搬を頼んで日本の仲間に連絡。
荷物が無事に税関をパスして日本国内に届いたら、仲間が報酬と引き換えに受け取る手口が多い。
(中略)
同支署は、日本人旅行客が密輸事件に巻き込まれないように「かばんの中は麻薬かも!
旅先での不審な頼まれ物などにはNOを!」と注意を呼びかけるポスターを空港に掲示。
「摘発されると十年近い実刑を受けることも多い。海外では刑が重く、
中国では最悪死刑だ。甘い誘いに乗らないように」としている。
ソース
ttp://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20040903/eve_____sya_____000.shtml