【指導員が袋叩き】剣道合宿で小4が全身けが

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270オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!
剣道連盟へのメール
件名:「「常盤台剣友会」(東京都板橋区)の合宿で起きた、男児の虐待事件について」

東京板橋区の「常盤台剣友会」という剣道クラブにおいて、合宿中に参加者の男児に対して
「指導」と称して、酷い虐待が行われていたというニュースを見て、それに対して意見を申し上げたく、
メールにてご連絡差し上げました。
私も剣道経験者(有段者)ですが、今まで、剣道界に限らず全てのスポーツ界において、指導者が
威圧的な暴力で子供をコントロールしようとする、彼らの称するところの「指導」という物について
意見を言いたい気持ちを持っていました。

この会の会長は「指導に関して、男児の親と剣道観の違いがあった」などと話をしています。
「指導」と称すれば、それが子供の尊厳(肉体、精神双方の)を奪う行為であっても正当化
されるのでしょうか?
暴力による威圧は、子供の健やかな精神の成長を妨げ、子供の尊厳を奪う物だと思います。
厳しい鍛錬は、強い心や意志を生む物でもあると思います。しかし、それは子供の成長を願う
観点で行われなければいけないのです。今回の事件の虐待の行き過ぎぶりを見ると、ただ単に周りの
雰囲気に飲まれて慣習だけから、やられていた物に思います。
もし、子供に対して愛情があるのなら、どうしてお尻や腕に真っ黒なあざができるような
結果になるのでしょうか?
しかも、この指導者達はこの男児が「やる気が無い」などと言って、親を呼び出し、
子供を引きとって貰うように言ったようです。
このような態度が「子供の成長」を願う指導者の態度でしょうか?「やる気が無い」などと
思ったのなら、なぜやる気を引き出すような工夫や努力や、子供の性格や習熟度に合わせた
指導を考案することができなかったのでしょうか?
このような、自分達の枠や基準に当てはまらない子どもを排除しようとする態度は、子どもの
成長を願う優れた指導者とはかけ離れた態度だと思います。

また、子供は大人達のやることに対して、全く無力です。
彼らから文句や抵抗が出なかったことは、彼らの「指導」の成功を表しているわけではないのです。
「子供と大人の指導者」だけの空間には、批判が存在することができず、指導者が勘違いを起こしがちです。
私は、日本のスポーツ界からこのような勘違いを起こした指導者が存在しなくなることを祈っています。

剣道連盟の「剣道称号・段位審査規則」には
「1. 全剣連会長は、称号、段位の受有者が刑罰法令に触れるような行為をし、その他称号、段位を
辱めるような非行があったと認めるときは、加盟団体会長の申し立てにより、または職権で、別に定める
綱紀委員会に諮ってその称号、段位の返上を命じ、あるいは、これを剥奪することができる。」
と言う規則があります。

私は速やかに、この団体の責任者の称号及び段位が剥奪されることを望みます。