アテネで「爆弾」と電話 ドーピング批判が背景か
アテネ通信などによると、五輪開催中のアテネで19日、市中心部に近いギリシャ陸上連盟の事務所に
爆弾を仕掛けたとの電話が地元紙にあった。警察が屋内を調べたが、爆発物は見つからず、五輪競技
にも影響はなかった。
また同通信にはドーピング(薬物使用)違反の疑いが持たれているシドニー五輪陸上男子200メートル
覇者のコンスタンティノス・ケンデリス(ギリシャ)らへの不満が背景にあることを示唆する地元の無政府
主義者グループ名の犯行声明が届いた。
犯行声明は、スポーツの商業主義やドーピング問題に反対するための行為だと指摘。同通信にかかった
別の匿名電話によると、仕掛けられたのはドーピングを象徴するように注射器が刺さったひき肉の固まり
だったという。
公安筋によると、この無政府主義者グループはこれまで、爆破テロなど凶悪な事件を起こしたことはない
という。
ソース
ttp://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/greece.html?d=20kyodo2004081901005399&cat=38&typ=t