野菜の産地を偽装していた大阪市の第3セクター「大阪港埠頭ターミナル」が事業の経費を水増しし、
利益を圧縮していたとして、大阪国税局から追徴課税されていたことがわかりました。
関係者によりますと、ターミナル社は、大阪市から委託された土地の賃貸事業で、経費を水増しし市に
収めるべき利益を圧縮していたということで、市は過去5年分の不足分、およそ1億円を徴収しました。
また、大阪国税局はこのうち、2002年3月末までの2年分について所得隠しと認定し、重加算税を含め、
およそ1500万円を追徴課税しました。
一方、偽装されたブロッコリーの出荷地域が静岡、広島など11府県、22店舗にのぼる可能性があること
がわかりました。荷主の青果輸入販売会社によりますと、実際どれだけ出荷されたかなど、詳しいことは
まだ調査中だということです。
ソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040806-00000010-abc-l27