STD(性感染症)にならない安全なセックスを呼び掛けようと、北九州市は28日、
JR小倉駅前で予防に効果的なコンドーム2000個を注意書きを付けて配布した。
STDには自覚症状がないものも多く、エイズ感染の可能性も2〜4倍に高まるとされる。
夏場は開放的な気分になりやすいことから、「ないなら『コンド』」と駄洒落のキャンペーン名を付け、
若者対象に啓発することにした。 注意書きでは、保健所保健予防課(093・522・8711)で
第一月曜日午後6〜8時に感染症の無料匿名検査が受けられることや、コンドームの装着方法などが
紹介されている。 この日、駅前には職員15人が並び、「エイズ予防キャンペーンです」などと
声を掛けて配布。受け取った若者は照れながらも、注意書きをきちんと読んでいた。
市は今年1〜6月分のエイズウイルス感染者・患者数も公表。新たに30歳代の外国籍男性が患者で見つかった。
これで市内では90年に日本人女性が感染者第1号となって以来、19人目。
性別内訳は男性14人(うち外国人2人)、女性5人(同2人)で、感染経路別では同性間性接触が3人、
異性間9人、不明7人となっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040729-00000175-mailo-l40