県警捜査1課と長井署は25日、保育園に放火したとして、白鷹町鮎貝、町職員、
増田ひろみ容疑者(53)を非現住建造物放火と建造物侵入容疑で逮捕した。
調べでは、増田容疑者は03年4月6日午後9時ごろ、以前保育士として勤務していた
同町鮎貝の町立白鷹町あゆかい保育園の玄関東側で、紙にライターで火を付けて
放火した疑い。同保育園の南側サッシ窓など約4・8平方メートルが燃えた。また、
今年4月5日午後7時ごろ、放火目的で同保育園敷地内に侵入した疑い。
調べに、増田容疑者は「仕事のうっ憤を晴らしたかった」と話している。
同保育園では98年から数回不審火が発生していた。また、今年7月には増田容疑者が
勤務する同町十王の町立よつば保育園で不審火が発生。これ以外にも町内では、
5月下旬に同町鮎貝の民家の物置が全焼し、4日後に再び焼け跡から出火するなど
不審火が相次いでいた。同課などは関連を調べている。
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamagata/news/20040726ddlk06040062000c.html