広島県警福山東署は21日、2年前に駐車中の乗用車から貯金通帳や現金を盗んだとして窃盗の
疑いで住所不定の無職の男(30)=傷害罪で起訴=を再逮捕した。
男は、この盗難通帳を使って広島県福山市内の郵便局で現金を引き出そうとして見破られ、
男性局員の手にかみついて逃走。傷害容疑で指名手配され、今月10日、富山県警に逮捕された。
調べに対し、男は富山、福井、兵庫、鳥取、岡山、広島、熊本の7県で計約300件の盗みを重ね
「1回に数百万円を盗んだこともあった」と供述。同署は裏付け捜査を進める。
調べでは、男は2002年7月30日午後10時ごろ、福山市内の駐車場で、岡山県笠岡市の
男性会社員(44)の車の窓をドライバーで壊し、現金1万7000円や貯金通帳、キャッシュカードなどが
入ったブレザーを盗んだ疑い。
http://www.zakzak.co.jp/top/2004_07/t2004072216.html