特養工事参入持ちかけ詐欺、福祉事業者を告訴
奈良市内で進められていた医療法人による特別養護老人ホームの建設計画に絡み、
大阪府藤井寺市の建設会社社長(66)が、大阪市東住吉区の福祉事業者(58)から
「資金協力すれば工事に参入させる」と持ちかけられ、2500万円をだまし取られたと
して、事業者を詐欺容疑などで府警羽曳野署に告訴していることが五日、わかった。
医療法人の委託で計画を進めていた事業者は、社長に業者選定も一任されていると
いう偽造文書を示し、ニセの法人理事長を仕立てるなどして信用させていたという。
医療法人は大阪府東大阪市にあり、総合病院や老人保健施設などを運営。
告訴状などによると、医療法人は二〇〇二年秋、奈良市大和田町に特養ホームと
短期入所施設を建設するとして市に申請し、昨年七月上旬、建設が内定。計画策定
について法人は福祉事業者と委託契約を交わし、今年一月着工、来年三月完成という
工事日程と、工費約10億円のうち国と市が計3億3000万円を補助することも決まった。
(略)
以下ソースにて
ttp://osaka.yomiuri.co.jp/news/20040705p202.htm