娘をレイプした夫の保釈に抗議し妻が指切断 裁判長に郵送

このエントリーをはてなブックマークに追加
1変態仮面φ ★
再婚した妻の連れ子に性的暴行を加えた疑いで拘束され、裁判を受けていた男性が保釈されると、
この知らせを聞いた被害者の母親が、自分の指を切って担当裁判長に送るという事件が起こった。

韓国系日本人のキム某(女性/僧侶)さんが夫のノ某被告が保釈されたという知らせを聞いたのは17日。
ノ被告はキムさんと前夫との間に生まれた娘(当時6歳)に94年から7年間、
日常的に性的暴行を加えていた疑いで拘束起訴され、控訴審の裁判を受けている最中だった。

キムさんはこれに抗議する意味で自分の右手人差し指を第1関節で切断し、21日、
担当裁判部のソウル高等裁判所・刑事4部に郵送した。キムさんが送った郵便物には、切断した指以外に、
ノ被告を厳罰に処して欲しいという内容の血書、指切断後の写真、診断書が同封されていた。

裁判長の?鎬元(イ・ホウォン)高裁部長判事は22日、「告訴人の『厳しい処罰を要求する意思表示』として受け入れるが、
指はキムさん側に返すため、冷凍保管している」と話した。

ノ被告は米マサチューセッツ工科大学(MIT)で博士号を取得し、香港の某大学で教授をしていたが、
昨年8月に拘束され、今年2月の1審で懲役7年が言い渡された。
しかしノ被告に対する控訴審裁判が拘束満了期限(4カ月)の今月26日中に終わらなかったため、
裁判部はひとまず保釈を許可し、同日釈放された。

キムさんはこの日、日本から訪韓して記者会見を開き、「傷ついた子どもが法廷で証言までして(ノ被告の犯行を立証する)
たくさんの証拠物を提出した。
裁判部で充分に判断できると思ったが、25日に予定されていた判決言い渡しが突然延期された」とし、
抗議することになった背景について説明した。

一方、ノ被告側の弁護人は「ノ被告の保釈は刑事訴訟法の手続きに伴うもの。ノ被告の無罪を確信する」とした。

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/06/22/20040622000080.html