密航や密輸、不審船などの海上犯罪を発見した際、漁業関係者らがカメラ付き携帯電話で撮影した
画像を警察に送信する通報システムを、大田署沿岸協力会(月森陸会長)が十六日から県内で初めて
稼働させる。画像を見ることで、迅速に犯罪性の有無などを判断することができ、現場とのメールの
やり取りで詳細な情報の入手も期待されている。
同協力会は、大田署や大田市内の漁業関係者、各漁協の代表、海辺の住民らで構成。カメラ付き
携帯電話の急速な普及に着目し、システムを考案した。
操業中の漁師や沿岸で働いている人が、不審な船や外国人、密航の手引き用と疑われるような
車両を発見した際、カメラ付き携帯電話で撮影。同協力会の事務局がある大田署に直接、送信する。
同署では、警備課に専用のパソコンを置き、情報提供のメールが届くとアラームで署員に知らせる。
警察側で不審な船の特徴や進行方向、車両のナンバーなどの細かい情報がほしい場合、情報
提供者の携帯電話に質問メールを送り、やりとりすることで、警察官が現場に到着するまでに詳細な
情報を収集できるという。
逆に、警察から海上犯罪の発生を通知し、関連情報を求めるメールを送るケースもあり、当面は、
協力会の会員や関係者の間で発足させ、海上保安部や海洋レジャー業者などの賛同者にも
システムへの参加を呼びかけていく方針。
同署は「画像を送ってもらうことで、声の通報以上に細かい情報を入手できる。幅広い協力者を
募り、将来的には、陸上での犯罪の情報提供にも応用したい」と話している。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news001.htm 引用元 読売新聞
>>5-6 携帯の基地局は性能上は半径5キロぐらいは余裕です。
どこまで電波が到達するかという点で比べると、
むしろ携帯側の出力のほうが弱くて先に限界点に達します。
ちなみに、富士山の樹海では、携帯キャリアによっては、
かなり深くまでいってもアンテナがたちます。
ただ携帯から基地に電波が届かなくて通話は
できないところが多いです。