都教委の元職員ら、教員処分に抗議 日の丸・君が代問題
学校行事での「日の丸・君が代」の徹底実施を求める東京都教育委員会に
抗議するため、都教委の元職員の有志が14日、実施の「強制」をやめ、
君が代斉唱時の不起立などによる教員処分を取り消すよう求める要請文を
出した。都教委によると、OBらによる直接の抗議は珍しいという。
要請したのは「日の丸・君が代について都教委に要請する元職員の会」で、
要請文には約100人が名を連ねた。
それによると、「私たちは長年、都教委で憲法・教育基本法の理念を大事に、
都民本位の仕事を心がけてきた」とした上で、「卒業式は主人公である児童・
生徒の自主性を生かし、卒業生の心に残る方式であってこそ有意義」「今回の
事態は憲法が保障する思想・良心の自由を侵す恐れが強い」などと訴えた。
この日、都庁を訪れた参加者は「今の職員も上を恐れて従っているだけだろう。
都教委のやり方を心配する現職員も少なくない」と話した
ソース
ttp://www.asahi.com/national/update/0614/007.html