兵庫県尼崎市の住宅売却額を安く偽り、根抵当権を抹消させた男が保険会社側の債権取り立てをめぐって、
手続きを代行した男に350万円をだまし取られたことが分かり、大阪府警捜査二課は9日までに、詐欺容疑で
2人とも逮捕した。
2人は無職の男(64)と元不動産会社社員の男(64)。
調べでは、無職の男は1997年夏、尼崎市の自宅を6200万円で売却したのに虚偽の売買契約書を作成し、
根抵当権者の兵庫県信用保証協会には、3500万円で売ったよう装って根抵当権を抹消させた疑い。
元不動産会社社員の男は無職男の債権者の保険会社に依頼され、自宅売却代金からの債権取り立てを代行。
保険会社に、売却代金は3270万円で、取り立て額は2040万円だと虚偽を報告した上、無職男からは2390
万円を受け取り、差額を詐取した疑い。
2人はお互いの詐欺に全く気付かなかった。ともに容疑を認めているという。保険会社側が2001年に告訴し、
同課の捜査で2人の犯行がそれぞれ発覚した。
http://www.zakzak.co.jp/top/2004_06/t2004061012.html (0´〜`)<依頼335