29日午前零時ごろ、東京都板橋区赤塚2丁目の東武東上線の踏切で、万引をとがめられて
逃走中の男性が、上り準急電車にひかれ即死した。
警視庁高島平署によると、持っていた外国人登録証などから、死亡したのは日本語学校に
通うベトナム国籍の男性(26)。同署は、詳しい事故原因を調べている。
調べでは、男性は踏切近くの衣料品店に別の男性と2人で入店。ズボンなど衣類3点
(時価1万5000円相当)を万引した際、出入り口で防犯装置のアラームが作動し、店長ら
2人が声を掛けた。追われて逃げる途中、遮断機が下りた踏切に入ってひかれたという。
もう1人の男性はそのまま逃走した。
http://www.sankei.co.jp/news/040530/sha002.htm