スポーツ用品大手ナイキの台湾支社は28日、米プロバスケットボール協会(NBA)
史上最高のプレーヤーとして活躍したマイケル・ジョーダンのイベントの不手際で、
ファンへの謝罪を表明した。
ジョーダンは先週台湾に立ち寄り、ファンイベントに出席したが、集まった約700人の
ファンの前に姿を見せたのはわずか90秒にとどまった。
イベント入場にはナイキ製品をを購入したうえ、抽選に参加しなければならなかったことから、
ファンはジョーダンの退場に強く反発し、ナイキに返金と謝罪を要求した。
インターネット上では1週間にわたってナイキを批判する意見が相次ぎ、
台湾の有力消費者団体はナイキ製品の不買運動を呼びかけた。
こうした事態を受け、林欽禮支社長は記者会見で、「われわれはジョーダンのような
著名人を受け入れたことがなく、経験不足を認めざるを得ない。心からお詫びする」
と述べ、頭を下げた。
ナイキは当日イベントに来場したファンに対し、ジョーダンのポスターや、
旧型バスケットシューズを贈る意向を示すとともに、将来開かれるイベントへの
招待を約束した。
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http://news.www.infoseek.co.jp/sports/story.html?q=28reutersJAPAN147469&cat=17