23日午後零時10分ごろ、大阪府八尾市西久宝寺にある久宝寺緑地の遊具コーナー「よちよちランド」で、
遊んでいた同府藤井寺市の女児(5)が閉めようとした出入り口の扉が、女児の足の上に倒れた。
女児は右足に打撲など軽いけが。
扉と支柱をつなぐ金具が外れたとみられ、八尾署は業務上過失傷害の疑いも視野に入れ、原因を調べている。
調べでは、扉は鉄製で2枚が観音開きになった1枚。高さ約1.3メートル、幅約1.5メートルで重さ約30キロ。
よちよちランドは滑り台などがあり、女児は両親と一緒に遊びに来たが当時、両親は目を離していたという。
遊具の整備を担当する大阪府南部公園事務所によると、4月23日に定期点検し、扉に異常はなかったという。
同事務所は24日、メーカーなどと調査する予定。
久宝寺緑地管理事務所の永野営一所長は「整備状況はまだ把握できていない。
府南部公園事務所やメーカーと早急に対策を講じたい」と話している。
http://www.zakzak.co.jp/top/2004_05/t2004052416.html