佐賀地検は6日、警察署の留置場から逃走を図り署員にけがを負わせたとして、加重逃走未遂と
傷害の罪で福岡県警巡査富田啓之容疑者(25)=休職中=を追起訴した。
富田被告は、佐賀県や福岡県で小学生の女児を車で連れ去った3件のわいせつ目的略取罪で起訴
されている。
佐賀県警は「現時点で追送検の予定はない」としており、一連の連続女児連れ去り事件の捜査は
終結する見通しとなった。
起訴状などによると、富田被告は4月11日夜、佐賀県警鳥栖署の留置場内で男性巡査長(25)の
首を絞めるなどして逃走を図ったが、非常ベルで駆け付けた別の署員に取り押さえられた。
巡査長は2週間のけがを負った。(共同通信)[5月6日20時49分更新]
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