ヤクルトに1番打者の呪い 稲葉、間中、飯田に続き佐藤真まで抹消(スポーツ報知)
ヤクルトにまた“1番打者の呪(のろ)い”が降りかかった。
最近7試合1番を打っていた佐藤真が、25日の広島戦(金沢)で右太もも裏を肉離れし、
27日に出場選手登録を抹消。不振の稲葉と真中、故障の飯田に続くトップバッターばかり4人目の受難となった。
「また1番か…」神宮室内で八重樫打撃コーチが頭を抱えた。
“呪い”の被害者はついに、4人にまで拡大してしまった。
開幕戦で1番に座ったのは稲葉だった。オープン戦では打率3割9分2厘と絶好調。
若松構想では不動の1番になるはずだったが、開幕7試合で打率0割8分とまさかの大スランプに陥り、
怪現象は始まった。
2人目の真中も不振のため早々と2軍落ちすると、
3人目の飯田は、ハーフスイングの際に左手有こう骨を骨折。全治2か月の大けがを負ってしまった。
そして、出場全試合で安打を放ち、打率4割をマークしていた佐藤真の故障。
これを呪いと言わず、何と言おうか。
28日の巨人戦では、城石が5人目の1番打者になることが濃厚。
「払拭したいですね」とやる気を見せたが、これまで1番の経験はなく、
宮本の離脱で慣れない遊撃を守る負担も抱えている。5人目の被害者にならないよう、祈るばかりだ。
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20040428&a=20040428-00000029-sph-spo