道警札幌方面管内の警察署の二十代の男性巡査が警察手帳を紛失し、旭川方面管内
の警察署の五十代男性警部も、名前や階級を証明するため、警察手帳に添付している
「証票」をなくし、いずれも道警本部長訓戒の処分を受けていたことが十二日、分かった。
道警では二月にも、警察手帳をなくしたとして札幌方面管内の巡査が処分を受けている。
道警監察官室によると 札幌方面の巡査は三月上旬、警察手帳がないのに気づき、上司
に報告した。巡査は同監察官室に対し、「二月下旬から三月上旬まで間に紛失した」と話
している。
旭川方面の警部が証票紛失に気づいたのは二月上旬で、警部は「いつごろ紛失したか
は分からない」と同監察官室に説明しているという。
このほか、釧路方面の警察署の三十代の男性警部補は三月中旬、私用で札幌市内を訪
れた際、屋外駐車場に止めた乗用車から、制服の上下などを盗まれた。この制服は翌日、
別の駐車場の近くで通行人に発見され、警察に届けられたという。
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20040413&j=0022&k=200404130369