ベルリン(ロイター) - 一日に1.8kgものひき肉を与えられていた6歳の猫が、
動物保護施設に預けられた後からハンストに入っている、と地元紙が伝えている。
ミケシュという名のこの猫は、およそ41ポンド(約18.5kg)もあり、4月1日に動物保護
施設に預けられた時には、体重のせいで4歩以上自力で歩けない程だった。ミケシュの
飼い主は同じ日に老人ホームに連れて行かれていた。
施設職員の話では、ミケシュは太りすぎで自らをきれいにする事も出来ず、おまけに心臓の
疾患で苦しんでいるが、自分の飼い主がいなくなった事は分かったようで、職員が食事を
与えても体重を減らすために全く手をつけてないとの事。施設所長のCarola Ruffさんは
10日間自分のアパートに連れて帰って食欲を復活させるように、と職員に通達した。
「アパートでの最初の夜、彼は良く眠っていたそうです。これで体調が良くなればいい
ですね」とはRuffさんの弁。
獣医によると、通常猫の体重は2kg〜5kg程で、せいぜい一日に300gも食事をとれば
十分とのこと。
http://www.reuters.com/newsArticle.jhtml;jsessionid=OVPRDTO31I3GACRBAELCFEY?type=oddlyEnoughNews&storyID=4796031