スーパーフリー事件で会社役員に実刑判決 東京地裁
早稲田大学のサークル「スーパーフリー」(解散)のメンバーによる集団強姦(ごうかん)事件で、
準強姦罪に問われた会社役員の若松直樹被告(27)に対し、東京地裁は8日、懲役2年6カ月
(求刑懲役4年)の判決を言い渡した。同サークルをめぐっては計14人が起訴されており、判決
は初めて。
杉山慎治裁判長は、同サークル代表だった和田真一郎被告が絶対的な権力をふるい、99年ご
ろから女性への強姦を繰り返すようになったと指摘。「組織的で巧妙に実行されており、悪質だ。
被告は反省の意を表しているが、執行猶予を付けるべき事案とはいえない」と実刑の理由を述べた。
判決によると、若松被告は03年4月27日夜、和田被告ら他のメンバー12人と共謀し、東京都
港区六本木の雑居ビル12階にある居酒屋で当時18歳の女子大生を泥酔させ、人気のない
同じビルの11階に連れて行って集団で強姦した。若松被告は早大卒業後もイベント運営を手伝
うなど、同サークルにかかわっていたという。
ソース
ttp://www.asahi.com/national/update/0408/011.html