「はじめまして。ジェフ市原の阿部勇樹です」。悲願のJリーグ初優勝を目指す市原が、異例ともいえる選手
の名刺を作製、各選手に持たせることになった。Jリーガーといえども1人の社会人。尊敬されるサッカー選手
になるようにと、チームスタッフが考えた。社会人として選手自身の自覚を促すとともに、引退後に一般社会へ
出てからも困らないようにという願いが込められている。
(中略)
引退後を考慮する側面もある。少年のあこがれる職業で近年、常に上にランクインしているプロサッカー選手。
華やかな職業であるものの、プロとして成功するのは、ほんのひと握りというのが現状だ。03年11月に戦力外
通告を受けた選手はJ1、J2合わせて118人いるが、半分以上の61人が25歳以下と、若くして第2の人生を
スタートしなくてはならない現実がある。昼田部長は「セカンドキャリアを考えて、選手時代に少しでも多く人脈を
築いてもらいたい」。さらに主目的とは別に名刺の裏にチームの試合日程を入れるなど、営業面での工夫も加え
られる見込みだ。
http://www.nikkansports.com/ns/soccer/p-sc-tp0-040406-0012.html (0´〜`)<依頼445