インターネット上で“レイプゲーム”に関するチャットサイトで知り合った女性と自宅で会う
約束をし、誤って別人宅に押し入り、そこに住んでいた女性を襲った容疑で逮捕、起訴さ
れていたマイケル・トッド・ハワード(35)被告が30日、サンディエゴ地裁で有罪を認めた。
これで、被告は執行猶予付きの禁固1年の刑が決まった。有罪を認めたため、検察側は
強姦未遂、監禁未遂、不法薬物所持などの容疑を取り下げた。
裁判所の文書によると、被告は昨年9月、「レイプ・ファンタジー」のチャットサイトである女
性と知り合い、会う約束を取り付けた。しかし、誤って別人宅のアパートに押し入り、そこに
住んでいた25歳の女性を襲った。
女性は自分が殺されると思い、大声を上げてハワード被告の急所を蹴(け)るなどして抵抗。
襲うのをやめたハワード被告は、その女性がチャットルームで知り合った女性本人かどうか
を確かめるため、女性にハンドルネーム(インターネット上で使用するニックネーム)を尋ねる
と、女性はパソコンすら所有しておらず、チャットルームなど知らないと言ったため、別人であ
ることを悟ったという。
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200404020010.html