朝鮮半島の統一と平和を願う毎年恒例の「ワンコリアフェスティバル東京2004」(同実行委主催)が
28日、東京・代々木公園で開かれ、約2万人が参加した。
高知のよさこい踊りと朝鮮半島の民謡アリランを融合した「よさこいアリラン」が初登場。参加した
約30チーム1000人の踊り子が、鮮やかな青、赤、黄、白のチョゴリを身にまとい、よさこい祭りの
鳴子(なるこ)を鳴らし、韓日両国語の混じった歌を歌いながら、にぎやかに会場を練り歩いた。
チーム「はなこりあ」代表の大学2年生、高浦睦(むつみ)さん(20)=東京都文京区千駄木=は
「朝鮮半島と日本の境い目がないことをみんなで示したい」と話していた。
会場には直径2メートルの大鍋にキムチ100キロを入れた巨大な赤い池のような2000食分の
チゲ鍋が用意され、夕方までに食べ尽くされた。
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20040329k0000m040021000c.html