「泥棒」の声、取り押さえられた男性死亡 声を上げた女性行方不明−四日市

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744です。伊勢新聞の記事はほとんど引用したのですが、一箇所、
意味がよくわからなかったため引用しなかった箇所がありました。
でも、>>771の疑問と関係するので、そこも全文引用します。

■対応
 「事件」から約2週間後の2月末。男性の自宅を二人の警官が訪れた。
担当署である四日市南署の副署長と事件指導官だった。矢面に立つ
べき署長の姿はなく二人はその後の捜査状況を説明した。
 四日市南署の対応をめぐっては県警内外から疑問の声も上がる。
発生は2月17日午後1時10分ごろ。報道機関に概要が発表されたのは、
午後10時半を過ぎていた。
 三日後の20日午後11時前。現場からいなくなったままの女性の情報
提供を呼び掛ける報道発表がなされた。その中には「死亡した男性が
何らかの犯罪を行ったとうかがわれる状況はない」とする文も含まれていた。
 誤認逮捕を認めたとも取れるこの一文について、県警刑事部と四日市
南署の間には意見の相違が生じていた。「捜査の途中」とする県警に、
男性の遺族の感情を重んじる同署と意見調整は平行線をたどり、結局、
四日市南署が強行突破、単独で報道発表した。
 翌日以降、四日市南署や県警に住民から、警官が男性を取り押さえた
行為などに対する抗議が殺到した。
< >>746に引用した ■逮捕権 の記事に続く >
787744:04/03/26 00:42
伊勢新聞のWebページも途中で切れているので、
■20分 の部分、完全版で引用します。

■20分
 「少なくとも、男性をすぐに立ち上がらせて、警備室なりパトカーに連れていき、落ち着かせていれば…」。
県警幹部が苦渋の様子で話す。
 万引処理で店内に居合わせた地域課の警察官二人が、警備員から「強盗です」と言われ、
ATMコーナーに急行。すると一般客らが男性を取り押さえていた。いずれも二十代の警察官で、
うち一人は被害者捜し、一人は一般客に代わり男性を取り押さえた。
 その間、約二十分。「何するんや、放せ」。男性は激しく抵抗したという。警官は後ろ手に手錠をはめ、
制圧行為を続けた。「六十八歳の男性に後ろ手の手錠、二十分間の制圧はちょっとやり過ぎかもしれ
ない」(ある署幹部)。
 通報を受け刑事課員が駆けつけると、男性が現場でおう吐した跡があった。刑事は男性を釈放、
病院に搬送した。窃盗未遂で逮捕された男性は意識不明に。一度は持ち直したものの、翌日
死亡した。原因は過度のストレスによる心不全と不整脈だった。
< 次に、>>786で引用した ■対応 に続く >

記事(伊勢新聞3月23日号、ニュースの断面)は「■20分」→「■対応(>>786)」
→「■逮捕権(>>746ほか)」の構成なので、これで全部引用したことになります。