あなたもDr.コトーに 長崎県が離島の医師募集
日本最多の島を抱える長崎県は、県職員として離島の診療所に派遣する医師2人を募集している。
来年度から同県大村市に「離島・へき地医療支援センター(仮称)」を開設するのに伴った措置。
県は、診療所に勤務する医師の派遣や医療支援の「ドクターバンク」としてセンターを機能させる考え。
今回採用の医師は、県内の離島・へき地診療所61カ所のうち、常勤医がいる32カ所の交代要員となる。
派遣期間は2年間で1単位で、1年半診療所に勤務すると、有給で半年間の自主研修期間を取得できる。
今後も1年に2回募集を続ける予定。
眼科から皮膚科まで1人ですべての患者を診療しなくてはならず、救急患者が出ても、天候次第では
ヘリコプターで大病院に搬送できないなど苦労が多い。青年医師を主人公にしたテレビドラマ
「Dr.コトー診療所」のヒットで離島医療が注目され始めており、県の担当者は人材確保に期待している。
ソース
http://www.sankei.co.jp/news/040203/0203sha040.htm