【誤用】首相が引いた墨子の言葉、菅代表ら「誤った引用だ」
首相が引いた墨子の言葉、菅代表ら「誤った引用だ」
小泉首相が19日の施政方針演説の中で中国古代の思想家・墨子の言葉を
引用したことについて、民主、社民両党の党首が「引用間違いだ」と指摘した。
首相は施政方針演説の中で墨子の「義を為(な)すは、毀(そしり)を避け誉(ほまれ)
に就くに非(あら)ず」との言葉を引き、「我々が世のためになることを行うのは、
(中略)
人間として当然のことをなすという意味だ」として自衛隊などによるイラク支援の
意義を強調した。
(以下略)
ソース
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20040119ia25.htm
痛い
依頼者の俺が2ゲップ!
墨子についてしらべてくるわ。
えーと、居眠りしていたくださん?
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/20 05:56 ID:35NgJfhW
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20040119ig15.htm ある技術者が城攻めの装置を考案した。それを用いて楚(そ)が宋を攻めるという。技術者のもとに赴いた墨子(ぼくし)は、
新装置に図上戦を挑んで勝ち、攻撃を思いとどまるよう説いた
◆「勝つ方法が一つ残っているぞ」と語る技術者に墨子が言う。「私を殺すことだろう。
弟子三百人が守城の器具を整えて宋城に入っている。私を殺しても無駄だ」。宋攻略は沙汰(さた)やみになったという
◆中国史家の貝塚茂樹氏は、兼愛(他人を差別なく愛すること)を説いた墨子を評し、「たんなる観念的な平和主義者ではなかった」と
述べている(中公文庫「世界の歴史」)
◆小泉首相は施政方針演説に墨子を引用した。「義を為(な)すは、毀(そしり)を避け、誉(ほまれ)に就くに非(あら)ず」。
毀誉褒貶(きよほうへん)の思惑を離れ、人として当然のことをする。少しでも危ない場所には近寄らないことをもって
平和とみなす「観念的な平和主義」への批判も含まれていよう
◆バケツ一杯の水を家族で分け合う生活が続くイラクの人々は、自衛隊の給水活動を待ちわびている。
日本国内にはあたかも戦争に行くかのような誤解、曲解があとを絶たない
◆墨子由来の熟語に「櫛風沐雨(しっぷうもくう)」がある。風に髪をくしけずり、雨に身を洗い、野外で辛苦を重ねることをいう。
逆境に耐える訓練を積んだ隊員も、同じ日本人から吹きつける無理解の雨風は身につらかろう。
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/20 09:43 ID:k0uMOXFv
サモワの賑やかな街並を見ると、あそこが「戦闘地域」だと思う人はおらんだろう。
これ、民主と社民のほうが間違ってると思うけど。
引用部分の使い方にもおかしいところはないし、
自衛隊も誰かを攻撃しに行ってるんじゃ無い。
9 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/20 10:05 ID:h7rdSLwj
「義をみてせざるは勇なきなり」
「君子危うきに近寄らず」
「善は急げ」
「急がば回れ」
これは…痛いニュース…なのか?