日本三大火祭りの一つに数えられ、国の重要無形民俗文化財に指定されている
野沢温泉村の「道祖神祭り」が15日夜、行われた。粉雪が舞い散るなか、
スキー客ら約3000人が冬の夜空を焦がす勇壮な炎の祭典に酔いしれた。
道祖神祭りは五穀豊穣(ほうじょう)や子供の成長を願って、毎年1月15日に
行われる。祭りの会場には、25歳と42歳の厄年の男たちが高さ約8メートル
の社殿をブナの木で組み立て、前年子どもが生まれた家が奉納する「初灯ろう」
2本も立てられた。
見どころは社殿の守り手の厄年の男たちと、たいまつを持った攻め手の村民たち
との攻防。けが人が続出したほど壮絶な攻防戦を約1時間繰り広げた後、社殿に
赤い火柱があがると、群衆から大きな拍手と歓声がわき上がった。初灯ろうも
次々と炎に投げ込まれ、午後11時ごろに社殿が崩れ落ちて祭りは幕を閉じた
引用
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040117-00000007-mai-l20