海自機に速射砲の照準=中国海軍の駆逐艦、東シナ海で−関係筋
4月20日14時34分配信 時事通信
中国海軍の駆逐艦が今月中旬、東シナ海で哨戒飛行中の海上自衛隊のP3C哨戒機に対し、速射砲の
照準を合わせ、いつでも撃墜が可能かのように威嚇する行動を取っていたことが20日、日中関係筋への
取材で分かった。
こうした行動は冷戦時代の旧ソ連も、自衛隊機や自衛艦に対して取ったことがないといい、政府は外交
ルートを通じ、中国に対し事実関係の確認を申し入れている。
P3Cは国際法にのっとった通常の哨戒飛行を行っていた。
関係筋は「冷戦時代の旧ソ連さえやらなかったような行動を行っている」と分析。「中国海軍が太平洋や
日本近海で何をしようとしているか、慎重に見極めなければならない」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100420-00000095-jij-soci