翠星石「今日はこれで良いんです!翠星石が良いったら良いんです!いちいちうっさいですー!」
俺「わ、分かったよ…」
そんな感じでぺちゃくちゃお喋りしながらの帰り道。
翠星石「…そしたら真紅が血相変えて飛び出してきて『水銀燈が蛇口に詰まってしまったのだわ!』とか大騒ぎして…」
俺「へー」
翠星石「…にしてもなかなかお家に着かないですねー。そんな遠かったですか?」
俺「こんなもんじゃない?」
翠星石「そうですかぁ?…なーんかヤスヒロ、歩くの遅いですね」
俺「雨降って足下悪いからな」
翠星石「足下悪いって、ちゃんと舗装されてる道じゃないですか。…もしかして、翠星石の歩幅に合わせてくれてたりするですか?」
俺「え?いや、まあ…そんな気がするようなしないような…。だって、翠星石に合わせないと翠星石濡れちゃうでしょ」
翠星石「ヤスヒロ…なかなか気の利く人間になってきたですねー!」バシバシ
俺「イ、イテッ!イテテッ!ほ、褒めるならもっと優しく褒めてよ…」
翠星石「そんじゃ頭なでてやろうかです。いい子いい子してやろうかです〜」
俺「届くもんならやってみなよー」ゲシッ
俺「痛ってぇー!!!」
だって。
褒められるのも怒られるのも変わらない…。
それにしても、俺が傘持ってないと思って傘持ってきてくれるなんて嬉しいねー。
ぶっ壊しちゃうところが翠星石らしいけど。
からかったりからかわれたり雨の帰り道も楽しかったよ!俺は幸せ者だなあ!\(^o^)/
翠星石と一緒の傘で帰ってるときはこんな感じだったなあ。
http://yasuhirokakkokari.hp.infoseek.co.jp/080623-amenokaerimiti.jpg なーんかやけに嬉しそうで楽しそうだったよ。