児童ポルノ画像がダウンロードできない偽リンクをクリックしただけで逮捕、有罪に - GIGAZINE
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080323_fbi_fake_hyperlink/ (中略)
捜査を行ったFBI捜査官によると、今回の事件におけるリンクをクリックして逮捕された者の容疑は大きく分けて4つ。
1:不法なリンクをクリックしたこと
2:FBI捜査官が彼の家の外にいたときにハードディスクなどを破壊しようとしたこと
3:ハードディスクなどのデバイスを破壊することによってFBIの捜査を妨害すること
4:2人の未成年の女性(性行為はしていないが裸で、外陰部が見えていた)のサムネイル画像(小さな画像)を含んだハードディスクを所有していたこと
このうち、「2」は裁判官が却下し、「3」については無罪、そして残りの「1」と「4」で有罪判決になったというわけです。
問題はこの「4」のサムネイル画像。実はこれはWindowsで画像を見た際に自動生成される「thumbs.db」という隠しファイルのこと。
つまり、ハードディスク内には実際の児童ポルノ画像はなく、
弁護側は迷惑メールなどの添付ファイルやウェブページを見た際のキャッシュなどにたまたま含まれていた児童ポルノ画像を見ただけでもこのサムネイル画像は生成されてしまうため、
この「thumbs.db」に児童ポルノ画像が2枚あったとしてもそれは故意に児童ポルノ画像を今まで収集していたという証拠にはならないと主張した模様。
これに対してFBIは、児童ポルノ画像と思われるリンクをクリックし、児童ポルノの画像イメージを含んだthumbs.dbファイルを持っていることは重罪であると考えているようです。
(中略)
thumbs.dbって俺らが知らないだけで、実際いろんな情報含んでるのかもね