PeerGuardian Part12

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360[名無し]さん(bin+cue).rar
今年二月、「ヤフーBB」での約450万件に及ぶ個人情報流出で揺れたソフトバンクが、
是とは別に数千件の「無断申し込みトラブル」を起こしていたことが判明した。

全国で約2800件---------。
これは、20001年6月から2004年1月までのあいだにNTT東日本とNTT西日本に寄せられた
苦情の数だ。その内容の多くは、「申し込みをしていないのにもかかわらず、通信機器が
送り付けられ、サービス開始のための工事を行う、との通知が届いた」というもので、
こうした例は調査した全期間に及んでいた。
現在、静岡地方裁判所では、無断申し込みをされたとする消費者が原告となって、運営会社の
ソフトバンクBBとその販売代理店エムティーアイを相手に訴訟が起こされている。

総務省関係者によると、今年一月、原告以外にも同様の被害に遭った消費者が多数いる可能性がある
と判断した静岡地裁が、NTT東西に苦情の数の調査を依頼した。
その結果、2800件という数が判明したのだ。

それにしても、なぜソフトバンクへの苦情がNTT東西に来るのか。
自前の電話回線を持たないソフトバンクBBは、NTTの電話回線を借りてサービスを提供している。
そのため、NTT局社内の機器に工事をする必要があり、NTTが利用者にその通知をすること
になっている。その結果、事業主体を誤解した利用者が、NTTに問い合わせてきたというわけだ。
NTTにしてみればとんだとばっちりである。
ということは、2800件は、あくまで氷山の一角であろう。