【配クオリティ】アニソン共有EAC 18【可逆専用】

野中藍 LOVE@MESSENGER (KICM-1177)をリッピングしてみた

・今までのオフセット訂正値(A.wav)
先頭0サンプル: 12
末尾0サンプル: 12
全サンプル数 : 52486056
演奏時間 :019分50秒160

・-30ずらした新しいオフセット訂正値(B.wav)
先頭0サンプル: 42
末尾0サンプル: 0
全サンプル数 : 52486056
演奏時間 :019分50秒160

当然のことながらゼロサンプルを除くと両者は完全に一致した

コピー元のCDが手元に無い場合
30サンプルのズレを修正するにはDAEMON Tools等の仮想化ソフトを使うしかない
上のA.wavを使用して正しい位置に修正する実験をしてみた
修正が成功すればB.wavと同じデータになるはず
手順は次の通り

1).DAEMON Tools(V3.47)にCUEシートをマウント
2).EAC(V0.95 beta4）を起動して取り込みドライブをGeneric DVD-ROMに設定
3).ドライブオプションで以下のように設定
　　・読み込みモード : セキュアモード (C2エラー訂正有り, 正確なデータ転送能力有り, キャッシュ無効)
　　・読み込みサンプルオフセット訂正値 : -30
　　・リードイン・リードアウトをオーバーリードする : いいえ
　　・読み出しコマンド　Read command D8
4).アクション＞CDイメージをコピーしCUEシートを作成＞無圧縮
　　を選択して読み込みを開始

出来上がったデータは先ほどのB.wavと完全に一致した

重要なのは「リードイン・リードアウトをオーバーリードする」にチェックを入れないこと
入れると以下のようになった

先頭0サンプル: 11790
末尾0サンプル: 0
全サンプル数 : 52486056
演奏時間 :019分50秒160
（トラック開始位置のズレは修正できているがCRCがB.wavと一致しない）

最後に注意点をもう一つ
ズレを修正する作業に入る前にWaveCompare等のソフトで
該当wavファイルの先頭ゼロサンプルの値が0でないことを確認する必要がある
先頭ゼロサンプルの値が0のwavファイルは
リッピング時に先頭の数サンプルが欠落した可能性があるので
CDから再度リッピングし直さないと修復は出来ない