>>702 後継ソフトで注目している奴、については聞きそびれた、すまん。
だけど、最新技術についてもわりとキャッチアップしてよく知っている印象。
分散ハッシュとかも知ってたし、逮捕以後にリリースされたソフトについても把握してるぽ。
全体的に「Winnyの技術」の内容と同じことをしゃべってたけど、
後半は、本ではあまり書かれなかったWinny2についての内容。
基本的に、「匿名性と効率性を備えたファイル共有」はWinny1で完成しているという認識で、
Winny2は匿名BBS機能の実現に特化した(かった)らしい。
逮捕されてなかったら(という言い方はしなかったけど)、スレの管理機能とかをもっと洗練させたかったとか。
今後の話として、一つはソースコードの公開。
Freenet:オープンソースで匿名性を実現
BitTorrent:オープンソースで効率性を実現
という現状がある以上、「匿名性と効率性を備えたオープンソースなファイル共有」というのは
間違いなく実現できるであろう、というのが47氏の考え(BitTorrentの発展系に可能性が?)。
もう一つは管理可能性。
BBSとして考える場合に、何らかの管理アーキテクチャは必要だということで、
スレ管理者の匿名性を含めて、「ピュアP2Pで管理は実現できるか」は今後のテーマということらしい。
この辺は、「Winnyの技術」6章で触れられている話、かな。
まぁ、もっと詳しい話がP2P today界隈で出るのではないかと思っているのでそちらを参照。
研究会自体は、P2Pソフトウェアの倫理をどう考えていくか、みたいな話をしてたんだけど、
これも、そのうちLSEかglocomのサイトで議事録が出ると思う。