仁義なきキンタマ総合スレッド Part11

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169[名無し]さん(bin+cue).rar
2002年10月31日。

ずっと心待ちにしてたトオルと、やっと逢うことができました。
ほんと、一言でいうなら、最高の二日間だった。

今のあたしの状態は
一日3回は泣いて、5回は思い出し笑いってとこ(笑)

心配してた大宮までの車の道のりは、思ったより空いてて
予定より早く大宮の駅に着いたの。
駐車場にもすんなり入れたし、とりあえず、電車で羽田の方に向かってあたしも
さかのぼっていくことにした。

結局浜松町から羽田空港行きのモノレールに乗って、
羽田の駅で待っててもらうことにした。
『南口にいるから』
駅に着いた。
もうすぐ近くにトオルはいる。
すごい緊張。ドキドキ。もう一度鏡を見る。
南口の改札を出て、それらしい人を探すと、
真っ黒装束でサングラスのワイルドな人がポールに寄りかかってキョロキョロしてる。
トオルだ。間違いない。一瞬こっちを見た。でもまたすぐに逸らしてしまった。
気づかなかったのかな?
トオルの背中に向かって一歩一歩ちかずき、真後ろに来たとき、おかしくて笑ってしまった
背中を人差し指でツンとつついた。トオルはびっくりして振り向き、そして笑った。
トオルはあたしが思ってたとおりの人だった。
少しブルーグレーが入ったサングラスが
とてもよく似合ってて。
黒い上下がワイルドであたしの好きなスタイルだった。
170[名無し]さん(bin+cue).rar:2005/12/15(木) 23:31:46 ID:pZ5BOKqS0
お互い平静を装っていても、なんとなく緊張が伝わってくる。
手を繋ぐどころの話じゃない(笑)
あたしも顔を真っ直ぐ見れないでいた。

電車で大宮に向かう。
『まだ手も繋げてないなぁ』
顔を見合わせて笑う。
やっと逢えた。やっと・・・。
まだ緊張は解けない。

長い電車の道のりを経て、大宮に着いたのは、もう10時半を回っていた。
駅を降りて少し寒いロータリーを、宿泊先のホテルの方に向かって歩いた。
トオルが手を差し出し、あたしがその手を握った。
トオルの手はあったかかった。大きかった。強かった。優しかった。
『やっと繋げたな♪』

チェックインしてから部屋に荷物を置きにいくまで、
あたしはロビーで待っていた。
暫くすると電話が鳴って
『810号室だから。上がっておいで』といわれた。

一人用の部屋は必要最低限の広さしかなく、
細いクロゼットとシャワー室の横をすり抜けると右手にベッドがあり、左手にドレッサーがある。
『狭いけどな(笑)』彼が笑った。
写真とかビデオとか撮りたいけど、なんとなくそんな雰囲気じゃなく。
『よし、じゃあなんか食べにいくか?』
『うん、そうだね(^-^)』
でもほんとはちょっと残念。キスぐらいしてほしかったな。
その時彼が
『はるな』と呼んで抱きしめてくれた。心の声がバレたかなと思った。
171[名無し]さん(bin+cue).rar:2005/12/15(木) 23:32:35 ID:pZ5BOKqS0
初めてのぬくもり。かすかなトワレの香り。
苦しいくらい強く抱きしめられた。
そしてトオルとの初めてのキス・・・・。煙草の味・・。
くらくらしてしまう。このあとはどうなってしまうんだ?!

荷物を置いて何か食べに行こうと外へでた。
もう時間は11時をまわっていた。
部屋から見えた【祭】という居酒屋にいって、軽いものを食べながら、
たくさんおしゃべりをした。
トオルはタバコを吸うのも忘れて、いろんな話をしてくれた。
話をしながら、店の中で人が動くと必ずそっちに目をやるのは
職業病(笑)
ここでは誰もあなたに『チーズケーキください』なんて言う人いないのに(笑)
だし巻き卵をおいしそうに食べてた。
『だいっすきなんや、だし巻き卵。さっきの焼きうどんはイマイチやったけど、
この卵で救われたヮ』
目の前で大好きな人が食べてるのをみるのは幸せ。
ビール一杯で真っ赤になってる(笑)

部屋に戻って抱きしめあうと、トオルがあっ!と声をあげた。
『ゴム買ってくんの忘れてたぁ!』(笑)
(・・・ってことはやっぱりするのよね?(^_^;)うわぁどうしよ)
慌ててコンビニに買いに行ったっけ。
『コレだけ買うのもなんかハズカシイもんやなぁ』
172[名無し]さん(bin+cue).rar:2005/12/15(木) 23:33:23 ID:pZ5BOKqS0
トオルとの夜はとても満たされてた。
あたしは裸に自信がないから、せめてランジェリーで頑張ろうと思った(笑)
ガーターストッキングにえらく感動していたトオル(笑)
実はあたし男性の前でガーターストッキングは初めて。
仕事でもいつもガーターストッキングなんだけど、
トイレで長い制服のワンピースの裾を捲くり上げて直す時、鏡に写る姿は
ちょっとエッチだなぁと思ってたから
トオルに見せたかった。
効果あってうれしかったぁ♪

胸は・・・本当に見せるの辛かった
トオルが驚いてるのが解った。
いっそのこと”ほんとにちっちぇーなぁ!”と言ってほしかったヮ( ̄. ̄;)
ここまで来て出し惜しみするわけじゃないけど、
処女じゃないんだからちゃっちゃ脱いじゃわなきゃしょうがないんだけど。
なんとかならないものか・・・。誰を恨んだらいいものやら(笑)
なんで人が普通にあるものがあたしにはないんだろ?
人並でいいから、普通の胸が欲しかったな。

『やっとひとつになれた』とトオルは言った。
無我夢中だった。
たくさんのキスとたくさんの抱擁
時間はあっという間に過ぎていった。

トオルはお土産をいっぱいもってきてくれてた。
白浜のお菓子や、FABのクッキー、紅茶、温泉の素(笑)
大好きなスワンダイブとエブリシング・バット・ザ・ガールのCDとジョンのCD
ジョンのCDを聞きながら家へと向かった。
あまりベタベタしてこなかったから、
本当は人前でベタベタするのは苦手なんじゃないかと
考えていた。