[ 自主制作映画総合 ] [ ジャッカル ] [ Ver 1.70 ]
ちょっとまて!
>>699や
>>700を疑わないでくれ!
同じジャッカラーじゃないか!仲間を疑うっていうのか!
タイーホまでのひとときを愛し合うことも出来る
まあ一杯やろうじゃないか
いいだろう
ゲームだが、やはり動画流さなくてもよいだろうか?その要素さえあきらめればあとはうまくいくんだが・・。
どうか許してくれ〜。
707 :
[名無し]さん(bin+cue).rar:2006/01/20(金) 23:19:17 ID:sSMrTxti0
激しい一面もあるぞ
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スネーク!、708はジャッカルではない!君が話していたのは・・・
710 :
[名無し]さん(bin+cue).rar:2006/01/21(土) 17:01:08 ID:+DuT64Qy0
シャッガルだ!
ぬぅうわぁんだってぇええぇ??!!
あ、あれぇ?おか、おかしいな〜・・・
ジャッカル
ジャカール
シャッガル
シャザール
714 :
[名無し]さん(bin+cue).rar:2006/01/23(月) 07:56:09 ID:cyW9hNF70
hosyu
「ここがゲイルカンパニー本社ビルか…。なんかそれらしくないな」
摩天楼の中でも一際高く、他を威圧するかのようにそびえ立つそのビルを見上げながら、俺はつぶやいた。
ゲイルカンパニー。俺は暗殺協会のデータベースで照会した情報を反芻した。元は一地方
の兵器メーカーに過ぎなかったが、新社長の就任を境に急速に成長。現在では銃器は言うに
及ばず、人工衛星からミサイルの製造まで手掛け、さらには民間の傭兵派遣まで行い、総合
軍需商社とまで言われるようになる。最大の取引先はペンタゴン。
だが、そんな情報は大した問題ではなかった。俺にとって興味があることはただ一つ。私設
軍隊とまで言われる精鋭の傭兵部隊と、ペンタゴンに採用されている物と全く同じ最新鋭セキュ
リティシステム「ウィザード」によって守られた、この地上120階建てのビルの最上階、エグゼク
ティブルーム。そこに奴がいる。重要なのはそれだけだった。
俺はタバコに火を付けながら、正面入り口のガラスドアに移った自分の姿を確認した。折り目
正しくアイロンの当てられたスーツ、ワイシャツ、ネクタイ、黒のロングコート、左手には銀色の
アタッシュケース。重要な商談に望もうとしている営業マン、そう言って誰も疑うまい。外見で俺
が暗殺者であることを見抜ける人間など居るはずがない。もっとも、サングラスだけはいつもと
同じ、愛用のものだったが。俺は心の中で笑みを浮かべた。
一服し、くわえていたタバコを投げ捨てると、俺はおもむろにビルの入り口へと向かい、ガラス
ドアの前に立った。センサーが反応し、自動ドアがやや軋みながら開いた。ガラスは全て防弾
仕様のようだった。俺はビルの内部へと歩を進めた。背後で重々しくドアが閉まった。
待ち受けていたのは巨大なゲートだった。金属探知器とX線透過装置。第1の関門だ。ビルの
訪問者は全て、このゲートの審判を受けなければ、内部へ進むことを許されない。俺はゲートの
周囲に目を走らせた。警備員は目に付くところだけで三人。いずれも銃火器を携帯している。大
した警戒だ。とても招待無しに忍び込むことなど出来そうにない。武器はおろか針の一本だって
見逃されないだろう。そしてそんな物が見つかれば、とても無事には帰れまい。
だが、安心しろ。俺には考えがあった。この方法なら警備を突破して最上階までたどり着ける
はずだ。ただし、誰にでもできるというわけではない。俺が何故伝説の暗殺者と呼ばれているか、
これからその理由を知らしめる事になる。
アタッシュケースを手荷物検査用のテーブルに起くと、俺は迷うことなくゲートをくぐった。次の
瞬間、ゲートがサイレンとランプで金属の発見をけたたましく告げた。
大した性能だ。俺は再び心の中で笑みを浮かべた。これなら口の中の銀歯だって見逃さないだろうよ。
警備員がこちらに注目する。そう言えば暗殺学校時代、俺の潜入の成績はいつもCだったな。
潜入が得意なのはソリッドだったか。奴ならこんなマネはしないだろう。
俺を取り囲むように警備員が近付いてきた。有無を言わせぬ程度に威圧的だが、あくまで客に
対しての礼を失しない程度に丁寧な態度で奴らのうちの一人が言った。
「チョット待テェ!オ前ハ金属ノ物ヲ持ッテイルナ。検査サセロー!」
717 :
[名無し]さん(bin+cue).rar:2006/01/23(月) 12:47:23 ID:ApjUBRbh0
・・・・・・と、いうわけです!今日はここまで!!もう寝なさい♪
え〜、もっと読んでよ〜
うっせーなおまえvへvゅふぃydさgdさいうgp;!!!
めでたしめでたし、おわり
喉が渇いた・・・
―― 十年前。
「よぉー、ジャッカル。今日は、お前達に良い話を持ってきた」
「…ニコラスか」
いつものようにニコラスが胡散臭そうな笑顔とともに俺達の隠れ家にやってきた。そもそもそん
な頻繁に来られては隠れ家の意味もなくなるというものだが、何せニコラスは入社したばかりの俺
達に初めて暗殺の依頼を持ち込んでくれた人間なので、そう邪険にするわけにも行かないのだ。ど
うせまた今回も何かの売り込みには違いないのだが。
「どうだジャッカル、暗殺者用の保険に入らないか?」
「……そんなもんいらん」
「まあ、そう言わず詳しい話を聞いてくれ。暗殺者と言えば危険な職業だ。万一何かあったとき残さ
れた家族のためにも保険の一つくらいは入っておいたほうがいいだろう?それに暗殺者は収入も
不安定だ。この低金利時代に預金だけじゃ老後の資産形成もままならないだろう?そこでうちの暗
殺者向け個人年金保険なんだが、今話題の確定拠出型で、過去の実績から4%前後の利率が見
込まれている。おまけに死亡保障の特約が付いていてこれがなんと……」
「わかったわかった。今日はこれからデートなんだ。詳しい話は今度聞く」
「デートって、次の仕事の打ち合わせしてたんじゃないのか。だからみんな集まってるんだろう?
なあ、ガーランド、お前はどうだ?」
そう言って、ニコラスは部屋の奥にいる男に声を掛けた。
「国民年金があるからいらないぜ」とその男は軽くあしらった。
俺達の属する暗殺協会は、この手の組織には珍しくチーム制を採用している。3人、4人で一つの
チームを組み、協力して任務を遂行する。複数で事に当たった方が成功率が高くなるし、チームとし
て生死を共にすることで信頼感が芽生え、裏切り者の発生を抑えることにもなる、と言うのがその理由だ。
俺達のチームも4人。一人は当然俺だ。そしてもう一人が、ニコラスが今声を掛けた男、ガーランド。
そしてあと二人。
「おい、そう言えば聞いたか?国民年金の保険料が上がるらしいぞ」
「ド、ドウイウコトダ!?」
「何でも少子化で財源が枯渇寸前らしいぞ」
「ソ、ソレハホントウカ!?」
リチャードとスミス。これが俺達のチームのメンバーだ。ちなみにカタカナで喋っている方がスミスだ。
俺達が組んで早幾年。今までにこなした任務は数知れず、暗殺協会内で右に出る者はいないとさ
え噂されるまでになっていた。
「そうそう。この先国民年金制度は悪くなる一方、下手すれば破綻だ。そんなときのためにうちの個
人年金保険に入っておいた方がいいんじゃないか?さっきも言ったとおり、この保険には事故や暗
殺で死亡したときに百億ドルの補償が支払われる特約が付いてるんだ。掛け金はその分高くなる
が、六十歳まで払い込めば補償は一生涯だし、損の無い買い物だと思うぞ」
「OKOK、契約してやるよベイビー」
ガーランドが半ば呆れ気味にそう言って、俺達に目で合図を送った。断ってしつこく来られるよりも、
契約してさっさと追い返した方がいいだろう、そう訴えているようだった。結局、俺達全員が半ば無
理矢理押しつけられた感じで契約書にサインした。それが全ての始まりだった。
これで勝ったと、思うなぁああああああああああアアアアアアアアアアアアァァァァ!!!!!!!!!!!!!
725 :
[名無し]さん(bin+cue).rar:2006/01/25(水) 02:23:36 ID:jk8ptSXg0
hosyu
その夜。次の任務に向けての打ち合わせを終え、俺達は街に飲みに繰り出した。何軒か
はしごした後、暗殺者御用達のバー「ディープ・スロート」で明け方までウイスキーをあおる。い
つものパターンだ。
「なあ、ジャッカル。保険や年金もいいが、結局そいつは年取ってから手に入る金だよな」
夜も更けて、酔いがだいぶ回ってきたころ、ガーランドがそう俺に話しかけてきた。リチャード
とスミスは既に酔いつぶれて眠りこけていた。
「俺達には若い今こそ金が必要なんじゃないか。もっと人生を楽しむためにな」
「うーむ、言われてみればそうかも知れないな」
俺は適当に相づちを打った。
「そうだろ。実はな、手っ取り早く大金を手に入れる凄い方法が有るんだよ。お前、株はやったことあるか?」
「株だってぇ?やったことはないし、よく知らないが、バブル崩壊後のこの不景気じゃ株を買っ
ても金にならないだろう」
「わかってないな。新聞は読んでるだろ。金融ビッグバンって見たことあるよな」
暗殺者は、時に新聞の片隅の広告欄で連絡を取り合うこともある関係上、誰でも目を通している。
「金融ビッグバンが始まれば金融関連の株が爆発的に伸びる。今が安値で株を買える最後のチ
ャンスなんだよ」
「何だかよくわからないが、確かにそんな気がするな。でも金融関連と言っても色々あるよ。どこ
の株を買えば良いんだ?」
「さすがにお前は頭が切れるな。飲み込みが早い。そいつはズバリ拓銀だ。北海道拓殖銀行。安心
の都市銀行だし、規制緩和の恩恵を一番に受けるのは間違いない。一ヶ月後には百倍にはなる。
百万円が一億円になるんだぞ。大儲けだ。俺が保証する。どうだ、買いたくなっただろう?」
「なに、一億円だと!」
一億円もあれば、新しく発売されたSOCOMも買える。小遣い節約のために安いガンショップを探
す必要もない。結婚資金にも十分だ。そうだ、俺もそろそろ結婚を考える時期だ。やっぱり結婚する
ならオードリーちゃんのような綺麗な子がいいな、えへ、えへへへ。アルコール漬けですっかり判断
力が低下した頭の中で、株、大儲けという言葉がぐるぐると渦を巻いた。こうなったら、買うしかない!
「お前ならわかってくれると思ったぜ。じゃあ、今から俺が取り引きしてる証券会社で買い付けの手
続きをしに行こう。それから、これはここだけの話だから誰にも言うなよ。他の人間に真似されたら
儲けが少なくなるからな」
それから先は記憶が定かでない。ガーランドに連れられるままに、どこかの建物の中で何かにサ
インしたような気はするが、良く覚えていない。目が覚めたときは自分の部屋の中だった。ただ、
財布の中の金が減っていたのと、何かの契約書らしき物がポケットに突っ込んであったので、俺
が株を買ったのは確かなようだ。
そしてそれから数日後。
「さぁーって、今日もやること無いし、新聞でも読むか。待てよ、そう言えば俺は株を買っていたんだっけ」
あれ以来ガーランド達とはしばらく会ってなかったので、株のことはすっかり忘れていた。
「株式欄でも見てみるか。拓銀の株は少しは上がったかな?」
北海道新聞の株式欄を開く前に、トップ一面、巨大な黒抜き文字が俺の目に飛び込んできた。
そこには信じられないような記事があった。
『北海道拓殖銀行経営破綻!店舗に預金者が殺到!』
「な、なんだってぇーーーーーーーーー!!!!」
どれえ、こうなったら石川に行くしかないようだな
行きたいのは山々だが、家が遠くてどうにもならん・・。
あとゲームだが、趣旨も固まってやっと製作が起動に乗ってきたぞ。
>>731をダウンロードできたけどこれはwinyyに投げて変換しろってことなんかな
「こ、これは………!」
ガーランドに会うべく秘密の隠れ家に赴いた俺を待っていたのは、さらに信じられない光景だった。
荒らされた室内に硝煙と鉄の匂い。そして血を流し横たわる二人の仲間、リチャードとスミス。
「リチャード!しっかりしろ!何があったんだ!」
正面から撃たれたようだった。リチャードほどの使い手がこうも簡単にやられるなんて。
「ガーランド…」
「なに!?」
「ガーランドが、俺達を売りやがったんだ……」
どういうことだ。この惨状はガーランドがやったことだというのか。
「聞けジャッカル。実は、俺達はガーランドに株を買わされていたんだ。拓銀の株を…」
「な、なんだってぇーー!」
俺は背筋に寒気が走った。いったい何がどうなっているんだ。誰にも言うなと言っておきながら、
リチャード達にも株を買わせていたというのか。
「実は拓銀はかなり前から破綻寸前で、投げ売りするしかないようなクソ株だったんだ。奴はその
拓銀の株を大量に持っていたんだが、買い手が付かず売ることもできないでいた。そこで、このま
までは大損だと考えた奴は俺達に株を買わせたんだ。しかも信用取引と言って手持ちの資金の
何百倍もの株を買える方法だ。俺達が買うことで値段が上がり、奴は売り抜けた。だが、おかげで
俺達はばく大な借金を背負うことになっちまった。俺達は羽目られたんだ…」
「ソ、ソレハホントウカ!?」動揺の余り俺のしゃべり方はスミスになっていた。
「そうだ。すまないジャッカル。この傷は自分でやったものだ。もうこうなったら借金はこの前入った
生命保険で返すしかない。借金を返して、残った金の半分は妹のナタリーに渡してくれ。残りの半
分はジャッカル、お前に託す。これで…これで奴を…ガーランドを……」
暗殺してくれ。リチャードが最期にそう言ったかどうかはわからない。だが、俺には確かにそう聞こえた。
友の目を静かに閉じてやると、同じく傍らに倒れたスミスがわずかにこちらに手を伸ばした。
「ジャッカル…」
スミスの手にはSOCOMが握られていた。幾多の戦場をこれ一つでくぐり抜けてきたスミスの愛銃だ。
「安心しろ。お前達の仇はとってやる」
俺がSOCOMを受け取ると、スミスは安心したように言った。
「ソ、ソレハホントウカ……」
「ああ、本当だ」
「の、喉が渇いた……」
「何が飲みたい?」
答えはなかった。それが何年もの間生死を共にした仲間との最期の会話だった。
友との別れを惜しんでいる暇はなかった。隠れ家のドアが壊れんばかりの勢いで叩かれていた。
「開けろ開けろ!マクドナル債権回収の者だ!ジャッカルがここにいるのはわかっている。ヒート
マン証券の未払い債務を回収に来た!開けろ!」
お前達を弔いもせずに行かねばならないことを許せ。同じように株を買わされた以上、俺にも
ばく大な借金が残されている。だが、俺はまだ死ぬわけには行かない。俺にはやるべき事があ
るのだから。
秘密の抜け道を使って隠れ家から脱出した俺は、いつの間にか降りだした雨に紛れて、そのま
ま夜の闇の中へと消えた。
ガーランド、必ずお前を見つけだす。
736 :
[名無し]さん(bin+cue).rar:2006/01/26(木) 21:28:33 ID:Q7ApWJPy0
オワリダゼ!
妄想キモイ
738 :
ギンヅ:2006/01/26(木) 23:46:03 ID:TLxEvsbZ0
>735
イイヨイイヨー
三日にもわたってグッジョブ!
「そ、その時からか。お前が復讐に目覚めたのは…」
ナイフは確実に急所を貫いていた。力無く大地に崩れ落ち、贖罪の血を流しながら、
男は呻くようにそう言った。ヒートマン、男の名はそういった。忘れもしない、あの時、奴
と手を組み、俺達をはめた男。
俺が背負ったものは余りにも大きかった。いつの間にか連帯保証人にまでさせられ、
リチャード、スミス、おまけに奴の借金までもがのしかかってきた。生命保険金は役に立
たなかった。受取人がいつの間にか奴の名前に書き換えられていたからだ。真相を知ら
ずにいたニコラスを問いつめたときには既に手遅れだった。奴は姿を消したまま、その行
方は杳として知れなかった。結局、俺に残ったのは百億ドルという莫大な借金だった。
そして、その債権が闇の世界に流された。買い手はいくらでもいた。何故なら回収する
方法が一つだけあるからだ。それは俺を暗殺すること。そうすれば百億ドルの生命保険
金でその債権を回収することが出来る。
「ジャッカル!お前を倒して今日から俺がナンバーワンだ!」
俺は敵対勢力の暗殺者だけでなく、ありとあらゆる勢力から命を狙われることとなった。
「この依頼はとても難しい。いくら君でも一人では…」
「お前が心配する必要はない」
俺は新しいチームを組まず、一人で依頼を受けるようになった。一人ならばそれだけ多
くの報酬を受け取れる。俺はその報酬の半分をある人物に送った。リチャードの妹、名は
ナタリー・ポートマンという。血のつながりはないが兄弟同然に育ったと、かつてリチャード
が俺に話してくれたことがあった。彼女には、兄はボディガードで依頼人を守るために撃た
れたと説明した。向こうもそれ以上は聞かなかったが、或いは保険金としては余りに多す
ぎるその額から、薄々気付いていたかも知れない、兄が普通の職業の人間ではなかった
ことを。そして、報酬の残りの半分は…。
「その報酬の額は確かだろうな」
「も、もちろんだ」
「いいだろう。引き受けよう」
「これほどの依頼を少しもためらうことなく引き受けるとは、流石、噂通りの男だな」
どんな依頼も危険を顧みることなく引き受ける男、仲間を持たない一匹狼、常に狙われ
続ける百億ドルの命、そして未だに生き延び続けている男。その存在はいつしか神格化
され、人は俺を二つ名で呼んだ。「伝説の暗殺者」と。
「奴はどこにいる?」
「げ、ゲイル…」
何故この男が再び俺の前に現れたのかはわからない。そんなことはどうでもいい。
新興軍事企業ゲイルカンパニーが有する私設傭兵部隊「黒い稲妻」。その隊長こそが、
俺の目的の人間だと知るまでに、そう時間はかからなかった。
こうして、ジャッカルニュースの中の人の脳内会話は今日も続くのであった・・・・
744 :
[名無し]さん(bin+cue).rar:2006/01/28(土) 01:42:20 ID:QgDz+dU/0
また夢か〜
「チョット待テェ!オ前ハ金属ノ物ヲ持ッテイルナ。検査サセロー!」
俺は仕方ないなとばかりに軽く肩をすくめながら、ロングコートと背広を脱ぎ去った。奴らの
目が丸くなる。無理もない。俺は金属らしきものを少しも身につけていなかったからだ。強い
て言うなら、左脇のホルスターのSOCOM、右脇のコルトガバメント、両腰のベルトに差した
デザートイーグル、腹に差したオートマグ、右足首のワルサーP99、サスペンダーにぶら
下げられた手榴弾20個と替えのマガジン10ケースくらいのものだろうか。背中に差した二本
の刀と左足首の大型ナイフは気にするほどでもないだろう。俺はこの時初めて笑みを浮かべた。
「こ、コラーーー!」
俺は両腰から素早くデザートイーグルを引き抜くと、引き金を引いた。奴らの叫び声の最後は
爆発音でかき消された。50口径アクションエクスプレス弾の直撃を受け、正面の警備員は奥の
壁まで吹っ飛ばされて、叩きつけられた。素早く腕を開き、左右の警備員も同様に吹き飛ばす。
三人を片づけると銃を腰に戻しながら、ゲートをくぐり直す。そういえば、俺のサングラスのフレ
ームは金属だったな。
ゲート右奥の通路から人の声と足音が聞こえてきた。騒ぎを聞きつけた警備員が続々集まっ
てきているようだ。俺はそちらに向けて手榴弾を放ると、テーブルの上に置いてあったアタッシュ
ケースの蓋を跳ね上げ、マシンガンを取り出した。爆発が起こると同時に、通路へと走り、曲が
り角から飛び出し、特殊強装弾を雨のように乱射した。いい武器だ。あのヒートマンが持ってい
たものだが、拾ってきて正解だったようだ。
20秒と経たないうちに、入り口付近の敵は一掃された。俺はアタッシュケースからショットガン
を取りだし、身につけると、正面エレベーターホールへと進んだ。柱の影から現れる新手の警備
員を吹き飛ばしながら、一つのドアの前に進んでいく。VIP専用最上階直通高速エレベーター。
俺はスイッチを押した。ランプが点滅し、エレベーターが下りてくる。
その時、俺は視線を感じて背後を振り返った。見上げると、一台の監視カメラがじっと俺の方
を見つめている。俺はレンズの向こう側にいる人間の存在を感じた。見ているな。ショットガンの
銃口をレンズに向ける。
「待っていろ。今すぐそこに行く」
轟音と共にカメラは砕け散った。
ドアが開き、エレベーターに乗り込む。残った手榴弾を外にばらまき、ドアが閉まると上昇が
始まった。ややおいて足元から爆発音と軽い振動がやってきたが、それもすぐに遠ざかってい
った。俺はポケットからタバコを取りだし火を付けた。一服後、エレベーター内にあるプレートに
軽く目をやる。ビル内管理規則、終日禁煙。俺は慌てて火を消した。最上階到達まで、あと三分三十秒…。
次回、第 0047 話 宿命の戦い中編に、期待して待て!
誰か新作を撮影する骨のある奴はいないのか
みんなこの時期は寒いから撮影なんてやってられないんだろ
雪の中に飛び込んでトマトジュースを吐いた
シャーロックはやはりたいしたガッツの持ち主なのだろう。
考えてみれば、たとえ冬でも屋外で雪に突っ込んだり寒い地下室で撮影したりしていた
ジャッカル達はかなりガッツがあったんだろうな。さすが雪国出身だけある
751 :
[名無し]さん(bin+cue).rar:
保守の時間だ