5 :
無断転載:
2004年8月11日 壇弁護士の事務室: Winny作者ピンチか?
一言で言うと、「非常に純粋な人物」です
コンピュータのためなら、寝食を忘れて没頭する完璧主義者です。
ただ、意外に無頓着で人好しな面もあります。弁護士という稼業は、人を見ると悪人と思えという稼業なので、彼と話をしていると、人の良さに苦笑する事もあります。
それはそれでいいのだが…。「今日、外出先から帰ってみると、アクセス数が1000を超えてました。すごいアクセス数に、ちょっと、びっくり。」
がーーーーん! 総アクセスが1000を超えてびっくりって……。「すごいアクセス数」って。決して悪口の意味ではないのだが、この感覚で Winny の弁護できるのか?
6 :
無断転載 :04/08/12 01:15 ID:xTsIgeT2
あまりのナイーブさに、逆に読者がショックを受ける。
しかも「YahooBB からアクセスを繰り返していた人、さては、ドメインでネタをかましてきたのか?」って……。
善い人なのだろうとは思うけれど、これが「ログに YahooBB という文字が並んでいた。ハッキングだと思う」
みたいなレベルだとすると、こんな人にネット関連の弁護させて大丈夫なのか?
というより、検察も裁判官もそんな感じなのかと思うと、いたたまれない気がする。
もちろん、Winny 弁護団にはがんばってほしいと思っている。意地悪な書き方はしたくない。応援している。味方だ。
が、応援したいということは勝ってほしいということで、だからこそ、敵戦力と味方戦力は関心事だ。
プロキシについての(どこかで聞きかじった断片的知識に基づくのであろう)でたらめな理解といい、
「バーナー」(バナーの間違い)といい、一ページ読むだけで、ネットに関しては赤ん坊であることが痛いほど
あからさまに感じられ、これが味方、これが Winny 作者の最後のとりでと思えばこそ、不安を禁じ得ないのだ。
専門的、技術的知識の有無ではない。 Winny 弁護団の人がウェブログを作れば10万ヒットくらい行っても全然不思議でない、
というウェブの住民なら誰でも分かる「空気」というか、当たり前の感覚がつかめていない、ということが心配なのだ。
7 :
無断転載 :04/08/12 01:16 ID:xTsIgeT2
「プロキシ」を「匿名化技術」と見るとしても、
それを悪いことのように決めつけるひとが Winny の弁護をやるという感覚のずれ。
(Freenet/Winny が匿名化の技術的実現にどれだけ努力をしてきたことか…。)
そして「プロキシ」には企業・学校などからの正当な使い方が多い、ということが見えていないこと。
どちらも、これと平行の視点でP2P関連の弁護をするとしたら、きつい気がする。