あなたのこころがすさむとき【36】

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母親が最近、食事を作らない。パチンコにハマりこんでいるから。
仕事で遅くなる私の食事は、近所のスーパーのお惣菜。しかし、これが壊滅的に不味い…
何度そこの惣菜はイヤだと訴えても親は聞かず、それどころか最近は
惣菜を残さず食べるよう、30近くなった娘を暗示にかけようとさえしている。

母「そのイカと里芋の煮物美味しい?」
私「美味しくないよ。生臭いし固いし味付けが甘すぎる」
母「どれどれ(食べる)あら美味しい。美味しいじゃない。すっごく美味しい。ね?美味しいね?(小首をかしげて)」
私「…私は美味しくないって思ってるんだから、同意を求められても困るんだけど」
母「もう一度食べてみなさいって。美味しいから」
私「食べたけど美味しくなかったってば」
母「いいから食べてみなさい。大丈夫、絶対美味しいから」
私「………」

てな具合で強制的に食わされる。食事が拷問に思えてならない。頼むから自分で作らせて。
不味い惣菜を「忙しい娘のために頑張って用意したわ!自分は遊んでいても家事は怠らないわ」
と言うかのようにせっせとテーブルに並べないで。悪質な油で口がおかしくなりそう。すさ…