コミックマーケット総合スレ(その6)

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246笑い事じゃない
パンピーの友達に相談したら笑い話になったのですが
胃腸の弱い人間としては笑い事ではないので相談です。
私は彼に何をしてあげられたのでしょうか。(長文勘弁してください)

時は3日目、場所は駐車場奥の仮設トイレ前。
晴れ伝説もどこへやら、当日は涼しい風に時折強い雨足で
雨が降ったり止んだりのあいにくのお天気。
マンレポなんかでは「汗のおかげでトイレに行かなくても済んだ」
なんてコメントが載るのが普通ですが、比較的涼しい気温に
雨によってさらに冷やされる体温。汗なんて出るわけもありません。
そう、むしろ、おトイレが近くなる状況でした。
当然、仮設トイレも大盛況。本来は女子トイレの一部を
男子トイレとして使用しながらも30分以上は待たなければならない
(8時から9時頃)大変な状況でありました。
私も尿意を覚え列に並ぶこと数十分。あと5分少々まてば
いよいよお待ちかねのトイレという位置まで来た時のこと。

数人前の人がすーっと、列を外れ何やら考え事をしている様子。
彼のために詳細は避けますが、とりあえずジーンズをはいていました。
そのうち彼は入場列の方に数歩歩んだり、トイレ待機列の方に歩いてきたり
落ち着かない様子。それを繰り返した後、また立ち止まり考え事をしている風でした。

と、次の瞬間、彼は脱兎の如くバス降り場の方へ向け走り出したのです。
ズボンの裾からぽろぽろと茶色いモノをこぼしながら。

自分のトイレが終わった後、ぼんやり歩いていると
使用できないトイレの裏で微妙に足を開き気味にした彼が
何とも落ち着かない表情で立ちつくしていました。
彼が欲しい本はどうなる? いやそれよりジーンズの中は? 帰る手段は?
それこそ、着替えの入ったバックでもあれば声のかけようもあったのですが
タオルは無し、唯一役に立ちそうなのは使いかけのポケットティッシュのみ。

正直、自分もお腹が弱いのでJRも4号車(弱冷房車)に乗るなど
万一の事態に備えてはいるのですが、あのような場所では
いつ自分にそうした災厄が降りかかるのか不安でなりません。
だからこそ、何も出来なかった自分に妙な罪悪感を感じているのですが
私は彼になにかしてあげられることはなかったのでしょうか。