家は宿でも合宿所でもねぇぞ!!その42

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313名無しさん@どーでもいいことだが。
夏コミにてスタッフをしていた者なのですが、
それが災いして今回困った事が起きました。
私は少し大きな通りに面したマンション(適度にボロ)に住んでいるのですが、
その辺りの道でほぼ毎日見かけるコニーさんが居ります。
見るからに、「ああ、この人は同類(オタ)だな」と解る容姿。
ピンハ系ではなく、身なりに気を使わない系でよくアニメイトの袋を持っています。
そしてイベント終了後の本日、昼前まで寝て外で御飯を食べて帰宅し、
マンションに入ろうとした所で彼女と出くわしました。
いつも別に挨拶するわけでもなく通りすぎますし、
私の方はいつも通り気にせず階段を上がろうとした私の肩を突然がしっと掴む汗ばんだ手。
タンクトップの肩にじっとりと・・いやどちらかというとぐっしょりとした生暖かい手の感触が。
悪寒を感じつつ振り向くと例の彼女がにんまりと微笑んでいます。
かなりビビって引きつつも、何か用か、とたずねた所、更ににんまりして
「おねーさん昨日コミケでスタッフしてましたよね?見ちゃいましたー♪
こんな近くにお仲間住んでるなんて思ってもませんでしたよ!
いつも道でお会いしてますよね♪色々コミケについてお話しましょうよ。
あ、立ち話もなんですから、おねーさんの家、ここですよね?お部屋で色々話しましょうよ♪
スタッフさんとお友達になれたなんて嬉しいな♪友達に自慢しなくっちゃ♪」
(『♪』は私の耳にそう聞こえただけです。
なお言葉の細かいところは正確に覚えてません。だいだいこういう内容でした)
どうも会場で目撃された様です。しかも話してる間に友達に昇格されてます。
そういう事を言われても困るし、知らない人を家に上げるのは嫌だ、と言うと
「えぇーー!?同じオタク同士じゃないですかー。毎日じゃないけどよく道で会うし。
おまけに会場でも合うなんてもうこれは運命ですよ!?ね、一緒にお話しましょうよ〜。
自分で言うのもナンですけど、私友達も多いし面白い奴ですから!ね、ね、一緒に遊びましょうよ〜」
と言いつつ私の肩を掴んで体をクネクネさせながら揺さぶります。
(続く)
314名無しさん@どーでもいいことだが。:2001/08/14(火) 02:40
声は作った様なアニメ声です。部屋が汚いから、とか言っても「大丈夫です!気にしませんから!」
の一点張り。私が気にするんで、というと綺麗にするまで部屋の外で待っている、とのたまいます。
いい加減苛付いて、本気で迷惑だ、あなたとは友達でもなんでもないし同類だとも思いたくない、
部屋に上げるなんて絶対に嫌だしあなたみたいな非常識な人間とは絶対に友達になりたくない、
これ以上ゴネるなら警察呼びますよ?と告げると・・・泣きました。大声張り上げて。
なんというか・・。凄まじかったです。まるで子供が玩具売り場でだだをこねるように
手足を振り乱して大声上げて泣いてます。確かに「うおーーーーん」と聞こえる。
ここで読むたび松谷みよ子の作品に出てくるうしおにの泣き声をイメージしていたのですが、
どう考えてもうしおにのほうが可愛い。
正直あの顔、夢に見そうな程気持ち悪かったです。
元々二重顎の顔を上向けて大口を開けている為、顎が太くてまるで肩と繋がっているような首に
めりこんで顔と首の境目が完全になくなり、唇や口の端はよだれでてらてらと光っています。
涙をぼろぼろと流し、その涙が顎と首のシワに流れ込んで胸元まで流れ、最終的に鼻水も垂らし、
しゃくりあげるたびによだれや涙や鼻水が飛び散ります。声も凄いです。
吐き気がしました。ああ、また気持ち悪くなって来た・・。
太った方特有の妙に薄く柔らかく白いぷにぷにした肌が上気してヘンな朱色になり、体を
揺らすたびにプルプルと揺れてます。
気持ち悪さに失神しそうになりつつ、とにかくダッシュで階段を駆け登って4階の自室へ逃げ込み、
鍵とチェーンをしてカーテンを引き、隠れました。彼女は追いかけて来た様ですが、
運動不足と自重のおかげで引き離し、部屋はバレずに済んだ様でした。
そしてそれから何も反応が無かったので少し安堵し、実際少し散らかっていた部屋の掃除等をして
過ごし、4時間後。夕食の為に買い物に出ようとすると・・・階段の途中に彼女が・・。
(もう一回続きます)
315名無しさん@どーでもいいことだが。:2001/08/14(火) 02:40
一階で待ち伏せしていた様です。そして今度は「友達なのに酷い!どうしてこんな酷い事が
出きるんですか!?私ここで4時間も待ったんだから部屋に入れてくださいよ!」と・・。
汗ばんだ手で肩を掴まれ、激しく揺さぶられた挙句
足を滑らせて階段を6,7段程滑り落ちてしまいました・・・。
体は青痣だらけになるし脹脛は皮が破れて血が滲んでるし、気に入りのフレアスカートは破れるし。
しばらく痛みでうずくまっていた私に、彼女は嬉々として言いました。
「あららぁ。おねーさんってばドジなんだから。ほら、一緒に部屋まで行きましょうよー。
私手当てしてあげますから♪ あ、スカート破れてますね!私裁縫得意なんですよ!
治してあげます♪」

それで完全にキレました。携帯を取り出して適当な番号を三つ押し、
「すみません。◎◎に済んでいるものですが、今全く知らない人に階段から落とされて怪我しました。
しかも私の家に入りこもうとしてます。すぐ来て逮捕してください。訴える心づもりは出来てます」
と彼女に聞こえる声で言いました。ちなみに番号は完全に適当なので繋がってはいません。
後々の処理が面倒だったので。もしこれでも駄目なら本当に電話するつもりでした。
しかし幸いな事に彼女はそのままダッシュで逃亡。
「私何にも悪くないから!アンタなんか最低!」
という捨てゼリフをほざいてました。
また今後も来るようなら容赦なく通報します。
ここでの事例を参考に、行きつけの病院に行って事情を話し、
診断書を書いてもらい、録音機も購入。当分は持ち歩くようにします。
以上小ネタでした。