どーでもいいことだが。(7月その11)

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844どーでもいいことだが。
http://www.interq.or.jp/kanto/sadakich/bun/bun21.html

あちこちをちらほら拝見しているうちにたどり着いたある人のホームページに「先日の同人誌即売会で、うちが作ったクズみたいな本を買ってくれた皆さん、ありがとうございました」ということが書いてあったのを見て、なんだかちょいと引っかかるものがありまして。
まぁ普通そういう文を読んだときの素直な感覚としては、「いやいやそんな謙遜せんと」なのですが、その一方でぼんやりと「…作った自分で本当にそう思っているんなら、じゃあその“クズみたいな”本をお金出して買った人の立場は?」と考えてしまいまして。

特に同人誌の世界では、本とかなんとかを見る側の人は、一般書店に並ぶ本と単純に比べてみても決して安くない額のお金をそれに払ってくれるわけで、そういう有り難い人に対して「クズみたいな」ものを売るのって、とんでもなく失礼なことなんではないでしょうか?
…いやまぁ、作った自分自身で完全完璧ですッと言い切ってしまうと、人から「ふーん、…これで?」と言われるのがツラいとか、まずい部分があるのは自分で承知しているんですよ、もっと上手く作りたいんですけれども今現在の実力ではこれが限度でございまして、次回作はもっといいものを作りますんでとりあえず今回はこれでご勘弁...とか言って予防線を張っておきたい気持ちは、自分も作り手の端くれであることで、よーく察せるんですけんども。

…耳が痛いな。