どーでもいいことだが。(6月その16)

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774どーでもいいことだが。
「754の母の話 そのニ」

母親が猫をもらってきた。どこにでもいる三毛だ。
俺はもともと動物が余り得意ではないので、嬉しくなかったが父が死んで以来
ふさぎ込むことの多くなった母親の気を紛らわす役に立てば、と思いあまり文句はいわなかった。
「そういや、名前は?」
「飼っていた人はネェ、桃タロウって呼んでたらしぃのよ、でもね、アタシもう決めてあるのォ」
「へぇ、なに」
「この子はね、ブロッケン、ジュニアよ」

家、出るか・・・