あなたの心がすさむとき 【31】

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100%オタルックの知人が、一念発起しておしゃれになる!と頑張る宣言。
もちろん「なにかあったら聞いて!」と諸手で応援体制に。
一発目は「髪型がまとまらない」だった。せっかく無理して高いお金出して
パーマかけたのに、単にぼさぼさになった!と憤慨しているので
「手入れは?」と聞く。すると「え、パーマってそのままでいいんじゃないの?」
どうやらウェーブにすれば手入れは必要なしと思っていたらしく、櫛も通して
いなかったらしい。
きれいな波を出したかったら、濡らしてからムースとかつけるといいよ、と
アドバイスすると「めんどくさい」「ムース?余計な出費はやだ」とかいろいろ
ゴネているので「なんで私が悪いみたいに言われなきゃいけないの?」と
怒ってみせたら、さすがにごめんと謝ってくれたものの…
その後会ったときも、あいかわらずボサボサな爆発系頭で、しきりと
「ムースって全然役に立たないじゃない!」と怒っている。
その怒り方が、私が嘘を教えて無駄な出費(ここが重要らしい)を
させた、ということメイン臭い。
使い方を説明させたらやっぱり適当にやってるので、正しい選び方とか
使用法を再度レクチャー。「そういうのってめんどくさいのよね!」
「私、そういうの向いてないから!」とかまだ言ってるし。
自分が「おしゃれになる」とか言い出して頑張ってるんだろうに、なんで
私がそんな言われ方されなあかんのよ。
まだこんなのが当分続くのかな… すさむよ。