あなたの心がすさむとき 【30】

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よく行く駅前の古本屋は立ち読み禁止。もちろん中を確認程度に見るのは
オッケーだけど、いかにも小学生が立ち読み目的にたまってると
店員がすぐに「ごめんね〜」と追い返しにくるような店だった。

今日行ったら、結構な数のお子ちゃまが立ち読み放題。あれ?とレジを見ると
なんか知らない後ろ姿が(常連なんで、ほとんどの店員の顔は知ってる)
完璧にレジに背中向けて、店の奥を見てる。
…と、思ったら菓子パン食ってた。たぷたぷのリキシレディでした。
もぐ…もぐ…もぐ… ってリズムでひたすら食って、1.5リットルくらいの
コーラを片手に合間にがぶ…がぶ…と飲んで、その動作がひたすらトロい。
色あせたTシャツから、はち切れそうな肉と、…汗(泣
しばらく本を物色してたら、今度は菓子を食い始めて、なんかどうしても
どんな女か顔を見たくて、うろうろと本を眺めてた。

やっと小腹が満ちたのかレジに向き直ったら、やっぱりオタク100%なデブス
だった…でもって、レジの方向は向いたものの、たぶん売り物のマンガを
片手にしながら、まだ菓子を食っていた。
もちろんお子さまたちはもう通路に座り込んで立ち読み体制。

たぶんもう見ることはないだろう。店長さんまともだから、クビになる
に決まってるだろうけど、心が寒かった。すさんだよ〜