ますます迷惑!うぐぅちゃん

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兎寓…
古来中国、とりわけ農民等貧困にあえぐ人々には幼児期においてなかなか教育の機会を得ることは少なかった。そこで人々によって考え出されたのは、淮南子などの子供にでも分かりやすい話、とりわけ子供に親しみやすい兎の話を編集し、兎の寓話、すなわち兎寓として世に送り出された。
その分かりやすく親しみやすく、含蓄を含んだ話は現代人にも通用するといえよう。
なお余談であるが、最近、インターネットや同人世界の一部で、人に迷惑をかけても全く気にもしない電波な人のことを「うぐぅ」と言う事があるが、これが兎寓に掲載されている愚か者の見本のような人間を元に呼ばれているかは定かではない…

民明書房「中国社会生活変遷史(4) 子供の移り変わり」より