うぐぅちゃん・その2

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あゆ:うぐぅちゃんん。いつもいつも私のファンでいてくれてありがとう。
うぐぅ:うぐぅ
あゆ:そこで、今日は貴方にこれをあげようと思うの。
うぐぅ:うぐぅ。羽つきのリュックサックだね。
あゆ:今、ここでつけてみて。きっと似合うと思うの。
うぐぅ:わかったよ。

…それが我々が彼を見た最後の時であった。
リュックを身につけたうぐぅは、途端に上空に舞い上がったのである。
最初は喜ぶうぐぅであったが、大気圏を突入するころには既にぐったりとしていて、
そのまま宇宙へと舞い上がっていったのである。
後日、NASAによって回収されたうぐぅの体。その死に顔は非常に満足そうであったことはいうまでもない。

ところで、彼にリュックを手渡したあゆ。
彼女は、自分の評判を落とす うぐぅに天誅を加えるために天から舞い降りた使者なのか。それとも…。
ともかく、彼女によって多くの罪亡き人が救われたことは言うまでも無い