自分の昔描いた原稿を見返して悶え苦しむスレッド

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・・・ついに思い出しちゃったよ、リアル厨房の時に書いた小説
その頃ちょうどホウムズとリュパンにハマってた影響だかなんだか知らんが、
男装の美少女怪盗を天才少年探偵が追うというありがちヘタレ推理もの。
怪盗は四人姉妹で、長女が実行犯、次女が影武者(何の必要が?)
あとの姉妹は予告状&補助&情報収集。怪盗なるもの、予告状は必須なのだと
勝手に思ってました。しかも長女の男装メークはなぜか水に濡れると即行で溶けだす
特別品。なので水をかぶると女に戻る。(どこぞの有名漫画のパクリかお前は)
内容は、喫茶店でこの世を儚んでたおっさんを妹がストーキング。独り言から
彼が借金のかたに代々家に伝わる幻の宝石『ソーダの雫』(何て安そうな
ネーミングだ)を持ってかれてしまったと知り、早速家に帰って姉妹会議、
おっさんの為に宝石を取り返してあげることにというお約束もの。(犯罪だっての)
その他にも、警備員は薬入りのお茶で眠ってたり、少年探偵が宝石を隠した場所は
水槽だったり、姉妹の親は死んでたり、キャラの名前が全部お菓子だったりと
目を覆いたくなる様な痛さが25メートルプールから溢れるほどに・・・
決定的なのは、探偵の台詞「くそ、やられた、あいつめぇぇぇぇぇ〜」の後に
()で書いてあった(←ヤギではないよ)と言う弁解・・・
お前、本気でそれを面白いギャグだと思ったのか欠片でもッ!?
・・・こんなものをほぼひらがなの字に挿し絵までつけて毎晩嬉々として書いてた
あのころの自分、もう、彫刻刀の三角刀でえぐり出してやりたいです。

・・・ちなみに、欄外には他にも【妖精のパール】【若葉の露】【雨の瞳】等
苦心して考え出したと思しき香ばしすぎるお宝の名前が並んでました。雨に
瞳なんてないっての。どうしてこの中から【ソーダの雫】が選ばれたのも謎ですが。
そしてとどめは、タイトルの『怪盗ショコラ見参!』
・・・黄金色のお菓子持って来るんで、どうか鬱だ試煮隊入れてください。