家は合宿所でも宿でもねえぞ!!その5

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実話です・・・(泣)。しかも今、垣田ところで強制終了・・・。か、彼女の祟りなので
しょうか・・・。すいません。パソが調子悪いのでちょっと刻みます。
引き抜かれた電話線を震えながら見て、カチリと差しこんで、私はとにかく誰かに電話をしようと
受話器を取りました。そっとです。で、でもその瞬間、
「どこに掛けるの?」
こっちを向いたまま寝ていた彼女の目がぱっちりと開いて、聞かれたんです!いつのまにか起きて
たんですよ!!私は本気で震えながら聞きました。
「で、電話線が抜けてるんだけど・・・」
「寝てるときの電話ってうるさいでしょ。それより、お腹が空いたわ」
まんじりともせずユラリ、と起きあがった彼女が怖くて、私はとにかく朝食を作りました。見かけ、
十人分ぐらいは。その頃には厨房たちも起きあがり、一緒に食べれば?の誘いを必死に蹴って私は
もうどうでもいいから早く彼女らが、いえ彼女だけでも消えてくれと祈ってました。
厨房もいやです。でも、私には彼女の方が何倍もいやだったんです。