74 :
箱急行:
セイラ (志田未来) が使用人となり、どのくらい経つだろうか。
「 今後どのように生きていくのかとはっきり決めなさい 」 と、
学院長・三村千恵子 (樋口可南子) から突きつけられたセイラ。
一方、ミレニウス女学院は、修学旅行の話題でもちきり。
みんなが修学旅行に行っている間、休暇になる 小沼夫妻 (大和田伸也・広岡由里子) も旅行、
カイト (林遣都) は実家に帰省。
しかし身寄りのないセイラは、一人学院に残ることしかできなかった。
修学旅行出発の日の朝、千恵子は学院に残るセイラに鍵を預け、留守を任せた。
カイトも一人残るセイラに後ろ髪引かれつつも出発する。
ところがどうしてもセイラが心残りなカイトは、学院に戻ってくる。
「 俺の田舎に一緒に行こう!」
留守を預かっているセイラはためらうも、「 みんなが帰ってくる前に戻れば、大丈夫だよ 」
というカイトの言葉に笑顔で頷く。
突然、女の子を連れて帰ってきたカイトに、カイトの家族は驚きを隠せないが、
セイラを温かく迎え入れる。
カイトの故郷で、セイラは短いけれど楽しいひとときを過ごす。
そんな中、カイトは、両親 (半海一晃、荒木由美子) や幼馴染のゆかり (日向千歩) に、
「 どうせ学校に通わせてくれないのなら故郷に戻ってきたら?」 と促される。
結論も出ないまま、帰る時間になってしまう。
セイラとカイトはバスで帰路につくが、その途中倒れた大木が道路をふさぎ、
バスが立ち往生してしまう。
果たしてセイラとカイトは、みんなが帰ってくる前に、学院に戻ることができるのか !?