960 :
恐:
そんなに恐くないかも
同じ同人サークルのAの妹Bと知り合った。
Bは非同人だが理解の有る子でしばらく経った頃に付き合うことに。(当方男)
付き合いだしてしばらくした頃、BとABの父親がいわゆる見える人だったことが判明。
(旅行先の寺でもそんなこと言われたので多分本当に見える)
一昨年くらいかな?Bが実は…と話してくれた内容なんだが、Aが夏冬のコミケから
戻ると毎回3〜7人ほどの霊がついてくるのだそう。
最初はAが友達連れてきたと思っていたが、Aが飲み物を取りに来ても一人分だし
おかしいとよく見てみたら全員生きた人ではなかった。
だが、どの人も生きているときと同じような小奇麗な格好でBに会釈する人もいて、特にAに危害を加えたりする
雰囲気でもなく、Aが戦利品を読み終わり、一息ついてるうちに消えてしまったんだそうな。
同じようなことが毎年続き、流石に何か影響が出るんじゃないかと心配したBが父親に相談し、
Aが父親から渡されたお守りを持ち歩くようになってからはそういうのがぴたっとなくなった。
ちなみに毎年違う顔ぶれだったらしい。
春にBと結婚して、今年の夏にBもコミケに初参加したんだが、会場着くなり「こりゃついてくるのも仕方ないや…」と呆れていた。
通路中央や人目のつくところにも普通に立っていて、中にはカタログ読んでる人を後ろから覗き込んだりしてるのもいるし、
走る人を止めようとしてるのもいれば、談笑する一団に自然に混じってる人もいる。
生きている人の中でもそういうのに気付いてる人もいるが、溶け込んでしまっているのでまったく気に留めてないのだそうだ。
生前の姿で現れてる人が多く、そういう霊は強いので元々お台場付近にいる悪意のある霊は近づくことも出来ないんじゃないかとB談。
黄泉ケットという言葉を先日初めて知ったが、こういうことなんだろうか