神のこれさえなければ。14柱目

神。閲覧者の少なさを嘆いて閉鎖なされた6ﾎﾀの神。
お手軽ラノベでもなく重厚な本格派でもなく、
乾いた世界観でありながら不思議な明るさに満ちた小説たちは
世間一般に受け入れられるメジャーさはなかったかもしれません。
サイトの一番上に置かれていて真っ先に目に入るのが、一番下品なエログロ小説…という
大変に不幸なサイト構成のために、布教を図った民草の友人にも実はドン引きされました。

でも、6ﾎﾀだろうがあなたに感想送った民草は開設以来私が初めてだろうが
私にとってはあなたが唯一神でした。

民草がどれほど思いを込めた感想を送り神の作品が大好きなことを伝えても、民草は所詮一民草でした。
私一人で平均的な閲覧者50人分くらいの好意は持ってたと思うのですが、
それでも頭数で数えれば、たった一人が「ファンです」と言ってるに過ぎず
むしろたった一人付いたファンがこんな重いやつかよって感じで
創作意欲を失っていく神をお引止めすることはできませんでした。

もうあなたの新作が読めないのかと思うと寂しいです。
神が…神が6ﾎﾀでさえなければ。